どうも、まさとです。
今日はね、マジで思い出すだけで胃がキリキリする話をします。
タイトルの通り、知人に紹介されたコピートレードで500万円を完全に溶かした話です。
しかもその知人ってのが会社の先輩。今も同じフロアで働いてるんですよ。毎日顔合わせるんですよ。地獄でしょ。
きっかけは飲み会の一言
あれは2年くらい前かな。部署の飲み会で、3つ上の田中先輩(仮名)が急に「まさと、お前投資とか興味ある?」って聞いてきたんですよ。
俺はまあ、当時からFXちょっとかじってたんで「まあ、少しは」って答えたら、先輩の目がキラッと光ったのを今でも覚えてる。
「俺さ、最近めちゃくちゃいいの見つけてさ。コピートレードって知ってる?プロのトレーダーの取引がそのまま自分の口座にコピーされるの。俺もう3ヶ月で50万プラスだよ」
居酒屋のカウンターでスマホ見せてくるわけ。確かに履歴見たら綺麗に右肩上がり。月利8%とか出てんの。
冷静に考えたら月利8%っておかしいんだけど、酒入ってるし、目の前に実際に利益出してる人いるし、しかもそれが毎日会ってる会社の先輩でしょ。疑う理由がないじゃん。
最初の30万円は順調だった
翌週には口座開設して、30万入金した。先輩が紹介してくれたトレーダーをフォローして、あとは放置。
1週目:+2万3千円。おお、マジじゃん。
2週目:+1万8千円。いやこれ、銀行に預けてるのがアホらしくなるわ。
1ヶ月で約7万のプラス。月利20%超え。先輩の言ってた8%どころの話じゃない。「これはガチだ」と確信した俺は、ここで最悪の判断をする。
追加入金という名の死亡フラグ
2ヶ月目。調子に乗った俺は一気に170万を追加入金。合計200万円。
嫁には「ちょっと定期預金の口座を整理した」って言った。この時点でもう嘘ついてるからね。フラグしかない。
200万でも月利15%くらい出てて、月に30万近く増えてる計算。「年収くらい稼げるんじゃね?」とか本気で思ってた。
で、3ヶ月目。さらに300万追加。合計500万。
貯金のほぼ全額ですよ。嫁と二人で何年もかけて貯めた金。住宅購入の頭金にって話もあったやつ。
もう完全に「投資」じゃなくて「ギャンブル」のマインドだったと思う。でも当時の俺は「いやこれは投資だし、プロが運用してくれてるし」って自分を正当化してた。
崩壊は突然やってきた
500万入れて2週間後。朝起きてスマホ見たら、口座残高が280万になってた。
は?
一晩で220万消えてんの。フォローしてたトレーダーがポンド円でアホみたいなロット張って、深夜の急落で一撃。損切り設定してなかったのか、気づいたら口座の半分近くが吹っ飛んでた。
慌てて先輩にLINEした。「田中さん、口座見ました?やばくないですか?」
既読スルー。
30分後にやっと返信。「俺もやられた。でもこの人は今まで何回も回復してるから大丈夫だと思う」
大丈夫じゃねえよ。
そこからは坂道を転がるように
その後1ヶ月間、そのトレーダーは「取り返す」とばかりにハイレバのトレードを連発。もう見てられなかった。
280万が200万になり、150万になり、80万になり……。
フォロー解除すればよかったんだけど、「ここで外したら損が確定する」っていう典型的なサンクコストの罠にハマってた。プロスペクト理論そのまんま。教科書に載せてほしい。
結局、残高が12万円になった時点でやっとフォロー解除して、出金した。
500万が12万。488万円の損失。ほぼ500万溶かしたようなもんです。
先輩との関係は完全に壊れた
先輩も相当やられたらしい。でもね、正直俺の方がダメージでかいわけ。先輩は独身で実家暮らし。俺は嫁がいて、住宅購入も考えてた身。背負ってるものが違う。
会社で顔合わせると気まずいなんてもんじゃない。最初は「すいません」って言ってくれてたけど、そのうちお互い目を合わせなくなった。
飲み会も一切行かなくなった。部署の忘年会すらパスした。「体調悪くて」って。嘘つくのも上手くなったもんだ。
先輩を恨んでるかって聞かれたら……うーん、正直恨んでないと言ったら嘘になる。でも最終的に入金したのは俺自身だし、止められなかったのも俺。先輩も被害者っちゃ被害者なんよ。
ただね、もう以前のような関係には絶対に戻れない。金が絡むと人間関係は壊れる。これマジで覚えといた方がいい。
嫁には言えてない
一番きついのはこれ。
嫁はまだこの500万の損失を知らない。貯金通帳は俺が管理してるから、今のところバレてない。でも住宅購入の話が具体的になったらアウト。
「あれ、頭金用の貯金は?」って聞かれた時、俺はなんて答えるんだろう。想像するだけで冷や汗が出る。
毎月の給料から少しずつ補填してるけど、500万なんて何年かかるか分からん。ボーナスもほぼ全額貯金に回してるけど、元に戻る気がしない。
嫁に黙ってることの罪悪感で、たまに夜中に目が覚める。心臓バクバクして、しばらく眠れない。これが一番の代償かもしれない。
この経験から学んだこと
偉そうなことを言える立場じゃないけど、同じ失敗をする人が一人でも減ればと思って書く。
1. 知人の紹介は一番危険
ネットの怪しい広告なら「はいはい詐欺ね」ってスルーできる。でも信頼してる人からの紹介は、判断力を完全に奪う。「あの人が言うなら大丈夫」っていう思考停止が一番怖い。
2. 最初に勝たせるのは常套手段
最初の1〜2ヶ月で利益を出させて、大きく入金させてからドカンとやられる。パチンコのビギナーズラックと同じ構造。冷静に考えたら分かるのに、金が増えてる時は脳みそがバグる。
3. 生活費を突っ込んだら終わり
投資は余剰資金で。これ、100万回言われてるのに守れない人が多い。俺もその一人だった。住宅購入の頭金を「増やそう」と思った時点で、もう冷静な判断なんてできてなかった。
4. 「損切りできない」のは自分だけじゃない
コピートレードだからプロが損切りしてくれると思ってた。でも「プロ」も人間。しかもコピートレードのトレーダーは手数料で稼いでるから、フォロワーの資金がどうなろうと関係ない人もいる。他人に自分の金を預ける怖さを、身をもって知った。
最後に
500万失って、先輩との関係も壊れて、嫁にも嘘ついて。得たものは何もない。あるとすれば「二度とこういう失敗はしない」っていう高すぎる授業料の領収書くらい。
コピートレード自体が全部ダメとは言わない。でも「誰かに言われたから」で始めるのは本当にやめた方がいい。自分で調べて、自分で判断して、自分の責任で入金する。それができないなら、やらない方がマシ。
……とか言いつつ、俺は今も別の形で投資を続けてるんだけどね。懲りてないって言うな。学んだんだよ。たぶん。
まさと
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