GWに嫁の実家に行くのが憂鬱な話

日常・サラリーマン生活

GWが近づいてきた。

嫁が「GW、実家帰るよ」って言ってきた。「帰るよ」って。疑問形じゃない。確定事項として通知された。

別に嫁の実家が嫌いなわけじゃないんだけど。いや、嫌いじゃないんだけど。なんていうか、こう、独特の緊張感があるじゃん。アウェー感っていうか。

義父の「仕事どうだ」攻撃

到着して30分以内に来る。必ず来る。義父の「で、仕事どうだ」。

これ、何て答えるのが正解なの?

「まあ、ぼちぼちっすね」って言うと「ぼちぼちってなんだ」って突っ込まれる。「順調です」って言うと「そうか」で終わる。じゃあ最初から聞くなよ。

一番怖いのは「将来のこと考えてるのか」系の質問。これが来たら詰み。だって俺、心の中では「コピトレで月5万稼いで、いずれ脱サラしたい」って思ってるわけで。でも、義父に「投資やってます」なんて口が裂けても言えない。

義父の世代にとって投資は「ギャンブル」と同義語。「真面目に働け」って返されるのが目に見えてる。

だから毎回「まあ、会社で頑張ってますよ」って答える。嘘はついてない。会社にはちゃんと行ってる。昼休みにトイレで口座チェックしてるけど。

嫁の母の手料理は美味い

嫁の実家の唯一の、そして最大の救い。それが義母の手料理。

これがマジで美味い。煮物、から揚げ、ポテトサラダ、味噌汁。全部レベルが高い。うちの嫁は料理があんまり得意じゃないので(本人には絶対言えない)、義母の料理は毎回感動する。

「まさとくん、もっと食べて」って言われるがままに食べる。3杯はいける。義父が横で「お前、よく食うな」って笑ってる。この時だけは平和。

帰りに義母が「これ持っていきなさい」って煮物のタッパーを3つくらい持たせてくれる。これで3日は飯に困らない。ありがたい。

義父のビールに付き合う時間

夕方になると義父がビールを出してくる。「まさとくん、飲むだろ」。これも疑問形じゃない。

義父と2人でビールを飲む時間。嫁と義母はキッチンで何か話してる。居間には俺と義父。テレビではニュースが流れてる。

「最近暑くなったな」「そうっすね」「今年は早いな」「そうっすね」

会話の9割が天気と野球。でもたまに「まさとくんは趣味とかあるのか」って聞かれる。

趣味。チャート分析。

「映画とかっすかね」って答える。別に嘘じゃない。Netflixは見てる。チャート見ながらだけど。

子供が場を救ってくれる

うちにはまだ子供がいないので、この切り札が使えない。友達は「子供連れてけば全部子供に注目がいくから楽だぞ」って言ってた。ずるい。

嫁の姉の子供(3歳)が来てる時は天国。義父も義母もそっちに夢中で、俺は空気になれる。空気最高。ビール飲みながらスマホいじれる。

スマホでこっそり口座を見る。含み益が出てるとテンション上がるけど、含み損だとさらに憂鬱になる。GWに含み損は見たくない。

帰りの車で嫁が寝る

帰り道。高速に乗って10分で嫁が寝る。毎回。

行きは「あれ持った?」「お土産は?」「何時に着く?」ってずっと喋ってたのに、帰りは秒で寝る。

俺は渋滞の中を一人で運転する。カーナビが「この先、渋滞15キロ」って言ってくる。知ってる。見ればわかる。

でも、なんだかんだ言って、こういう普通の日常がありがたいんだよな。義父に気を遣って、義母の飯を食って、嫁が寝てる横を運転して帰る。これが俺のGW。

来年こそは「投資で成功してます」って堂々と言える男になりたい。まあ、多分来年も「ぼちぼちっすね」って言ってるけど。

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