どうも、まさとです。
今日は投資の話でもコピトレの話でもない。ただのサラリーマンの夜の話。
共感してくれる人がいたらうれしい。共感しすぎて泣きそうになっても知らんけど。
22:00 帰宅
玄関のドアを開ける。靴を脱ぐ。
リビングの電気はついてるけど、嫁はもうソファで半分寝てる。テレビは録画したドラマが流れてて、嫁は見てるのか見てないのかわからない状態。
「おかえり」
「ただいま」
会話、終了。
これが毎日。もう何年もこれ。別に仲が悪いわけじゃない。お互い疲れてるだけ。
22:10 コンビニ飯
帰り道のセブンで買ったパスタを温める。今日はたらこ。昨日もたらこだった気がする。
嫁は「ご飯、冷蔵庫にあるよ」って言ってくれることもあるんだけど、22時に帰ってきて嫁が作った晩ご飯を温め直して食べるのが、なんか申し訳なくてさ。コンビニで済ませちゃうことが多い。
レンジの「チン」って音だけが響くキッチン。なんかこう、しみじみする。
たらこパスタ、うまい。うまいけど、毎日食ってるとなんの感情も湧かなくなる。
22:25 ソファに沈む
パスタ食い終わって、ソファに座る。いや、沈むが正しい。
もう立ち上がりたくない。でも風呂入らないといけない。でもあと5分だけ。あと5分。
この「あと5分」が30分になるのは毎日のこと。
嫁はいつの間にかドラマ見るのやめて、スマホいじってる。たぶんインスタ。たまに「ふふっ」って笑ってる。なんか見せてくれればいいのに、見せてこない。俺も聞かない。
22:30 スマホタイム
俺もスマホ取り出す。
Twitter(X)開いて、タイムライン流し見。特に面白いツイートもない。でも指は勝手にスクロールしてる。
YouTube開いて、おすすめに出てきた切り抜き動画を再生。音は出さない。字幕で見る。嫁の前で音出すのなんかアレだし。
で、なんとなく口座を開く。
別に確認する必要はないんだけど、1日1回は見ちゃう。今日はプラス3,000円くらい。ふーん。まあそんなもんか。閉じる。
この3秒が、なんだかんだ今日一番テンション上がった瞬間かもしれない。
23:00 嫁と少し話す
嫁がふと「来週の土曜、実家行くからね」とか言ってくる。「おう」って返す。
たまに「今日会社どうだった?」って聞いてくれる。「普通」って答える。実際普通だし。特に話すことがない。
嫁も「スーパーの卵が高くなった」とか言ってくる。「まじか」って返す。
会話の内容は薄い。でもこの時間がないと、たぶん俺たち夫婦として終わる気がする。
大事なことは何も話してないけど、隣にいるっていう事実がたぶん大事なんだと思う。知らんけど。
23:15 風呂
やっと重い腰を上げて風呂に入る。
湯船には浸からない。シャワーだけ。時間がもったいないとかじゃなくて、湯船に浸かると考え事しちゃうから。
「あの案件、明日どうしよう」「部長に言われたあれ、どういう意味だったんだろう」「来月のカードの支払いいくらだっけ」
シャワーだけなら5分で終わる。頭空っぽのまま出れる。それがいい。
23:30 寝る準備…のつもり
風呂から出て、パジャマに着替えて、歯を磨く。
嫁はもう寝室に行ってる。電気消えてる。
俺はまたリビングのソファに座る。なんでだろうね、すぐに布団に行けないのよ。
1日の中で、この時間だけが「自分の時間」な気がして。やることないんだけど、この無の時間を手放したくない。
またスマホ開いて、さっき見たのと同じタイムラインをスクロールして、なんも得るものがないまま時間が過ぎていく。
0:00 寝落ち
気づいたらソファで寝てる。スマホが顔の上に落ちてきて起きる。
「あ、寝なきゃ」
重い体を引きずって寝室に行く。布団に入る。嫁は完全に寝てる。
明日も同じ1日が始まる。同じ電車に乗って、同じオフィスに行って、同じ仕事して、同じ時間に帰ってくる。
でもさ。
この2時間の中で、唯一「明日もがんばろう」と思えるのは、口座の数字がちょっとだけ増えてた時。

